プラスチック部品の成形・二次加工(蒸着・塗装・印刷・レーザー)・組立
成形
金型をもとに精密プラスチック部品を生産します(射出成形)。
ムトー精工では7t~460tの成形機を約500台保有しており、二色成形、インモールド成形、インサート成形が可能です。
また成形ラインはすべて自動化されており、成形された部品はカメラによる画像検査によって自動的にチェックされます。
これにより少人数による24時間体制での生産が可能になっています。
二次加工
成形した部品に蒸着・塗装・印刷・レーザー等の加飾を行います。
カーナビのボタンやスイッチのマークの装飾が主な作業となります。
・真空蒸着機
・UV塗装
・レーザー加工
・熱転写
などの機械を用いて、部品の材質やお客様のデザインニーズに応える加飾を行います。
なお、徹底した生産工程の見直しによりチリやゴミ・キズによる不良発生率を抑えたことで、ホコリやキズが目立ちやすいピアノブラックは弊社の得意とする加飾となっています。
組立
成形・加飾した部品を組み立て、製品にします。
また自動検査機(画像チェッカー)やオリジナル専用治具を開発することで、なるべくミスや不良が発生しない作業環境の実現にも努めています。
生産状況に応じて適正人員にて組み立てラインを配置し、作業の最適化を行っています。
部品に付着したホコリを取り除くエアダスター。
ディスプレイなど透明な部品が使われる製品を組み立てる場合、組立の各工程にエアダスターを設置して、作業する毎に徹底的にホコリを取り除きます。
カメラによる画像検査によって、印刷やシールの貼り付けミスなどを自動的に感知することができます。