金属3Dプリンタによる金型製作技術

金属3Dプリンタでの金型作成

金属3Dプリンタとは

金属粉末から自由に形状を作り、固める事の出来る装置です。
今までは鉄の塊から削って形状を作っていましたが、何も無い所から形状を盛り上げていく真逆の作り方となります。

何が違うのか?

金属粉末を固めて盛り上げていく方法、この加工方法は3次元造形、3Dプリンティング、アディティブマニュファクチュァリング(additive manufacturing)、略してAM、等と呼ばれています。
例えば、粘土をぺたぺたくっつけて形状を作る場合、形状の中を空洞にしたり、柱を追加したり、自由に形状を作る事が出来ると思います。
つまり、この方法では物体の内面に形状を作る事が可能という事です。
また、ムダな削りカスが少なくできるというメリットもあります。

それに対し従来の加工方法は、金属の塊を削り希望の形状にしていきます。
こちらは除去加工と言います。
例えば木彫りの彫刻を作ろうとした場合、外側からしか加工できませんので、中をくりぬいて空洞にすることはできません。
つまり、この方法は、内面加工に対しては制限があるという事になります。
また、削りカスはそれなりに発生します。

我々はこの利点を利用して、金型の内部の加工とも言える冷却水管の加工をターゲットにし、「冷却水管の高効率化」を進めています。

そしてあまり知られていませんが、CAD(設計ソフト)で形状データさえ作ってしまえばボタン一つでそのままある程度の形が出来上がる事、つまり少人化の可能性も秘めています。

保有設備

2020年12月に導入しました。

保有設備

受託加工も受け付けます

3D造形入子が組み込まれた金型は勿論の事、入子単体の加工も可能です。
全造形加工を得意としておりますがハイブリッド加工も可能です(詳細は動画にて)

弊社が得意とする全造形加工の流れ

温調配管設計から仕上げまで、ご希望に応じ対応致します。

3D造形 受託加工

お問い合わせ

<お問い合わせフォーム> https://www.muto.co.jp/contact
<お電話でのお問い合わせ> TEL:058-371-1103(金型課直通)

「3D部品加工の件」とお話しいただければスムーズです。

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